今日の戯言

いや、そう言いたくなる気持ちは十分に理解できますがね(苦笑)。
バーレーン戦の前に小野をボランチ、中田と中村をトップ下にしようとしていたら小野が怪我をして、仕方なく小笠原をトップ下にして中田をボランチに下げたらこれが結果的にドンピシャとはまり、高さに欠ける北朝鮮に対してはヘディングに強い中田コと鈴木を入れるなど、ジーコの鹿島びいきがなんとなく的確な手段になってしまっているように見えるのは私の気のせいでしょうか(笑)。まあ、コンビネーションを重視するチーム作りなので国内組メインであれば単独チームで固める手段はそれなりに理にかなってはいるんですけどね。とか言ってるとコンフェデでもそうなったりして・・・
まあ明日の試合のキーポイントは鹿島うんぬんよりも、私は稲本と小笠原のコンビネーションだと思っています。稲本は中田と同じように攻撃的な役割を担うようですが、中田ほどの危機察知能力や運動量が無いので、前に上がって開けた穴を小笠原がどこまでカバーするか、つまり中田の仕事を小笠原がこなせるかどうかが、無失点に抑えると言う試合の第一目標を達成できるかどうかのカギになるでしょうね。そしてサイドに入る中田コの中に絞ってのカバーも重要になって来るでしょう。ま、明日はどうせ生で見られないから展望はこんなもんでいいか(笑)。
さて、気がつけばアジアとは比較にならないぐらい激戦になっている欧州予選ですが、首位のイタリアとセルビア・モンテネグロが勝ち点1に留まった以外は比較的上位のチームが安定した結果を出した事で、徐々に予選の趨勢が固まってきた感がありますね。
まずグループ1は予想通りオランダとチェコの一騎打ちですね。1試合消化が多いルーマニアはオランダに成すすべなくやられてしまってかなり厳しくなってきました。またグループ2は2位と3位のギリシャとトルコが文字通りの痛み分け。デンマークは次のアルバニアに、トルコはカザフには勝つでしょうから、ギリシャはホームでのウクライナ戦で負けると悪いムードが漂ってきそうです。グループ3は、これは上位3チームの三つ巴ですね。焦点はアウェイ戦が他より1つ多いスロバキアがどこまで踏ん張れるかというところでしょうか。そしてグループ4はほとんど4チームによる対戦となってます。アイルランドとイスラエルが引き分けてフランスは助かりましたね。ここも毎節直接対決があるので目が離せません。
グループ5では難敵ノルウェーにアウェイで分けてイタリアは一安心という感じでしょうか。ここは2位争いがメインになって来そうですが、イタリアには取りこぼしぐせがあるのでまだ波乱があるかもしれません。グループ6はもうポーランドとイングランドのどちらがプレーオフに回るかですね。最終節の直接対決までもつれる事になるのは間違いありません。グループ7も同じですね。最終節にはバルカン・ダービーが控えているだけに、セルビア・モンテネグロは9/7のスペインとの直接対決で結果が欲しいところです。最後のグループ8もやっぱり同じ図式ですねえ・・・スウェーデンもクロアチアも非常に充実しているだけに、他国の付け入る隙は無さそうです。ここも10/8の直接対決が見ものですね。
さて、明日はとにかく号外やW杯出場を喜ぶ人たちを目にしないように頑張らないと・・・負けてなければ、ですが(笑)。