今日の戯言

日本が最大のキーポイントだったバーレーン戦に無事勝利したという事で、この週末はサッカーを忘れて録画が溜まっていたジロ・デ・イタリアを消化していました。しかし、前年にあれだけ強い勝ち方をしたクネゴが最初の山岳で5分も遅れてしまうとは・・・
そのジロのクネゴの失速を見ていると、マスコミ様はバーレーン強い、北朝鮮怖いと煽っていたこの最終予選も結局はイランと日本と言う経験のある国が順当に勝ち点を積み上げているわけで、私も組み合わせ抽選の後のアクションコラムのほうでは経験の差で日本は有利だとあえて楽観的に書いたのですが、経験と言うものの重要性について今さらながら思い知らされますよね。
まあそんな感慨とは関係無く、バーレーン戦後のマスコミ様は北朝鮮戦に向けて盛り上げようと必死の様子ですが、金曜日もこんこんさんが指摘されたように日本がW杯に行けないための条件は、バーレーンが連勝の日本が連敗しか有り得ず、イランは次のホームでのバーレーン戦に引き分け以上で出場決定なので手を抜くはずが無く、たとえ負けたとしても日本戦で引き分けさえすればいいので、バーレーンと密約でも交わさない限りスコアレスドローでチャンチャンになる可能性が高く、こちらとしても盛り上がる材料を探すほうが難しい状況です。
が、今年のCL決勝で3点差を追いつかれたミランや、リーグで下位のリバプールに負けたチェルシーを見ても、一つの油断が流れを変えて有り得ない事が起こってしまうのがサッカーの常であり、私達が気を抜いていても選手やスタッフがそうなってしまったのでは困ります。あと勝ち点1でいいという条件、そして無観客で中田抜きという状態で日本には決死の覚悟で来る北朝鮮が相手と、北朝鮮戦は日本が油断する材料には事欠かないだけに、スカッと勝って気持ちよく出場を決める意気込みを期待したいものです。