オランダ・エールディビジ第34節 フェイエノールト-ADOデンハーグ(6-3)

今日は小野とフェイエの今シーズンについて。
この試合では小野の積極的な前への飛び出しが目立ち、それが1得点目の見事なゴールとカルーへの3点目のアシストにつながった。が、全体としてはデンハーグのルーズな守備に助けられた感はあり、まあいつもよりは少しは走っているかなという感じだった。後半早々に4点目を取ってからはやや手抜きモードになったが、チームはそれ以上に手抜きになって3点をぶち込まれてしまったが・・・てなわけで少しケチが付いたとは言え、パスの精度はまずまずだったし悪いときよりは動けていたのも確かで、代表の試合にはあまり不安の無い状態で臨めるのは間違い無さそうだ。
そして今シーズンのフェイエについてだが、序盤は絶好調で優勝争いは確実と見られていたが、結果的には4位と大失速のシーズンに終わってしまった。その第一の原因としては、とにかく中盤以降のメンバーが全く固定できなかった事だろう。DFは最後こそサイディやバスト、ギブスあたりで固まったがそれも後半以降の話で、中盤はガリと小野で確定したかと思ったら小野が怪我、代役のホフスは非凡なものを見せてはいたのだがいかんせんゲームを作る力が無く、両者のタイプが違う事もあいまって攻撃の組み立て方と言うものが最後まで固まる事が無かった。
もっとも、そういう時に必要になって来るのがチームとしての戦術統一なのだが、シーズンを通じてラインが低くて組織で守ってる印象が無く、得点もチームとして崩していると言うよりは前線の選手の個人技で打開しての場面が多く、昨年のファンマルバイク監督に引き続き、フリット監督もそういう能力が無いことを証明してしまった。その点、戦術とチームの統一感で今シーズンを席巻したPSVとAZは全くの好対照だったと言える。まあオランダではそういうチームの方が珍しく、アヤックスのようにユースから一貫した戦術で鍛えられた選手が集まっているわけではないフェイエには難しい課題なのは確かなのだろうが・・・と書いているとどっかの代表チームについて書いているようで激しく鬱なのだが(苦笑)。
来シーズンは監督も交代が噂され、CLも出れないとあって積極的な補強は難しく、才能だけで言えば欧州屈指の異能FWカルーも売られるらしく、あまり大きな期待は出来そうに無い。小野も今後のキャリアを考えれば戦術の無いぬるいオランダにいるよりも、もっと常に厳しさが求められるリーグに移籍してしかるべきだろう。とりあえずシーズンオフに注目である。と書いていたら、フリット監督の辞任は決定した模様ですね。さて、来期はどうなることやら。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする