今日の戯言

ゼロックス・スーパーカップも明日に迫り、いよいよJリーグシーズンの幕開けという感じですが、JFL公式サイトでは、JFLの今期日程も発表になってますね。しかしそれよりも注目したいのは、サイトのトピックにある来期である「第8回のチーム数について」という部分です。
これによると、来期はチーム数が16から18に増え、J2へと昇格するチーム(最大で2枠?)の数に応じて地域リーグ決勝大会からの昇格数を増やし、さらには今期のJFLから地域リーグへの降格は無しという規定になっています。
今のところJFLでJへの参入表明をしているのは愛媛とホリコシだけなので、その辺を見越しての規定変更なんでしょうが、ホリコシはまだ不透明な部分が多いとしても、ロッソ熊本を始めとするJを目指す地域リーグのチームにとっては大きなチャンスです。しかも、チーム数が増える分だけ来期以降の降格枠に入る確率が少なくなるわけで、ロッソほど体制が磐石でなくても、近い将来にJ入りの体制を整えたいクラブもテンパイのままで待てるメリットがありますからね。今期の地域リーグ決勝大会が注目されます。
しかしJFLも、チーム数を増やしてさらに2回戦を行うという事は、それだけ遠征費などの費用が余計にかかるわけで、今までの「アマチュアの最高峰リーグ」という位置付けから、「Jに上がるための予備軍リーグ」という性格が強くなりましたね。それだけ、J参入を目指すチームが増えたという事なんでしょうが、企業クラブや大学などからの反発は無いのかとちょっと心配になります。とりあえずこの形式で行ってみて、問題が出てくるようなら2部制にするなどの方法を考える、という事なのかもしれませんが。
何にしても、J以上に今年は地域リーグとJFLが熱くなりそうですね。