EURO2004-グループA ポルトガル-ギリシャ(1-2)

ポルトのドラゴンスタジアムで行われた開幕戦。開催国のポルトガルはここで良いスタートを切って波に乗りたいところ。フォーメーションは4-2-3-1で前線は1トップにパウレタ、3の位置には左からシモン、ルイコスタ、フィーゴという面子。ギリシャは4-4-2でヴリザス、カラグニス、デラスなどイタリアでも馴染みのあるメンバーがちらほら。
試合は、開始直後からギリシャが高い位置から激しいプレスをかけてポルトガルにペースを握らせない。ポルトガルはプレスをかけられているのにもかからわず、何故か自陣からの細かいパスに固執し、ボールを奪われてはカウンターを食らう危なっかしい展開。案の定、7分に自陣での横パスをカットしたカラグニスにドリブルで持ち込まれ、ゴール左隅に先制点を叩き込まれてしまう。
その後はポルトガルも我に返ったのか、縦に速いパスを入れてサイドから崩す仕掛けが機能し始める。しかし、ギリシャのマークもハードかつ忠実で、ポルトガルはボールを回す割に決定的なチャンスに至る場面がほとんど作れない。しかもボールを奪われた後の最終ラインと中盤のコミュニケーションに難があってバイタルエリアにポッカリとスペースを作ってしまうので、かえってギリシャの方がシュートで攻撃を終える場面が多い。
ようやく25分を過ぎてから、ポルトガルが完全にボールを支配する展開に。ポルトガルは攻撃の中心であるフィーゴが左右からドリブルとクロスで攻め立てるものの、ギリシャはフィーゴの周りも中も人で固めて高さに劣るポルトガルの攻撃をしのぎ続ける。40分からポルトガルは立て続けにFKのチャンスを迎えるものの、得点には結び付けられないまま前半は終了。
後半になると、ポルトガルは前半影が薄かったシモンとルイコスタに代えて一気にロナウドとデコを投入する。ところが、またまた開始直後の5分に緩い横パスをかっさらわれ、カリステアスがドリブルで持ち込んで右サイドのセイタリディスにパス、そこにロナウドが後ろから足を掛けてしまってPK。これをバシナスに落ち着いて決められ2点差に。
ポルトガルは、ここからロナウドの左サイドから徹底的にクロスを上げつづけるが、中が高さに欠けるパウレタ一人ではどうにもならず、ヌーノ・ゴメスを投入して2トップにしてもポジションが重なったりタイミングが合わなかったりで脱力の連続。たまのシュートもギリシャの高い集中力にコースを阻まれ、ロスタイムにようやくCKからロナウドがヘディングを決めたものの、時既に遅し。ポルトガルは痛い痛い星を落としてしまった。

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