今日の戯言

昨日の鈴木チェアマンに関連した話ですが、神戸のチームカラー変更について、クラブ主催の説明会が開かれるようですね。何にしても、話し合いの場がもたれる事はいい事です。
しかしこの問題にしても、3月に神戸がチームカラーを変更するとJ1実行委員会に報告があった直後にJ側から発表したのが発端なんですよね。この発表のタイミングについて、チェアマンによる意向が無かったと見るのはあまりに不自然です。
鳥栖問題にしても、度々「このままではつぶれるから減資をして株主の影響を排除しろ」とマスコミに語っているところを見ても、問題解決のためにうまく世論を喚起させて巻き込もうと言う思惑が見えるんですよね。ただチームカラー変更OK、クラブ消滅OKという姿勢なら、承認後一方的に発表し、あとはほとぼりが過ぎるのを待つのが一番都合の良いやり方ですから。
先日は鈴木チェアマンについて「捨てるべきところを捨てる」と書きましたが、ただ「捨てました」と言ってのけるのではなくて、「おーい捨てるよ、捨ててもいいの?」と言いまわりながら、陰でうまいこと落としどころに誘導している巧妙さを感じます。こういう政治的な寝技が出来るところが、マスコミを利用しているつもりで利用されている誰かさんと違って(笑)、私が現チェアマンを評価するところなんですよね。
一言の方でも岡野さんに比べてコネが無いのではという意見がありましたが、その辺がこれからの課題でしょうね。しばらくは、カピタンが象徴会長に祭りあがって、鈴木さんが実務を一手に引き受ける形がいいと思うのですが、実は既にそうなりつつあったりして(笑)。
さて、ドイツW杯の入場券発売が来年2月からになる事が決まったそうですね。2月だと日本が出場するかどうかは当然判明していないわけですが、そこはどうなるのか、発売開始時に日本でどれだけの騒ぎになるかが楽しみです。もうバイロム社だけは勘弁ですが(笑)。
そして、アフリカでの開催が決まっている2010年のW杯ですが、南アフリカとモロッコの一騎打ちになっているようで。南アは治安が悪いし日本からは物凄く遠いのでモロッコを応援したいところですが、気候や政治的な要因も含めると南アの方が優勢かもしれません。と言いつつ誰も予想しなかったどんでん返しがあるのがFIFAなんですがね。