今日の戯言

とりあえずカピタンとマスコミはオシムの言葉を千回唱えるように。
とうとうオマーン戦も明日になっちゃいましたね。スタメン発表はしちゃうわ、山田は38度の熱なのにスタメンだわと、いやはや何ともコメントの仕様も無い有様ですね。なんかもう本当にどうでも良くなってきたような気が(笑)。ああ、もうこのチームは最後の望みの中田に頼るしか無いんでしょうね・・・
そのジーコについて仙台在住の鹿サポ、ベターさんより。

さて、昨日今日と鹿島時代のジーコについて触れられていますが、鹿島の成功は、ジーコと実際に指揮をとる監督の分業が上手くいっていたことが大きいと思います。
鹿島がコンスタントに良い成績を収められるようになったのは1996年以降の事であり、ジョアン・カルロス、ゼ・マリオ、トニーニョ・セレーゾというブラジル人にしては規律とディフェンス整備のしっかりした監督が技術面・戦術面のチーム作りを、ジーコはガゼッタさんがまとめていらっしゃるように、日本人とブラジル人の精神面のフォローを、という具合です。
1994、1995年のエドゥーというジーコにタイプの似た人が監督をしていた時には成績はぱっとしませんでした。ん、そう言えば日本代表に同じ名前の(紛れもなく同一人物です)コーチがいましたね(笑)。
というわけで、ジーコに監督としての全権を任せる事など、鹿島サポでもどうなんだそれは、と思えてなりません。ていうか、とっとと日本代表監督をクビになって、早く鹿島に帰ってきて欲しいものです。もちろん、現場監督してではないですが。
(せめて通訳の鈴木さんだけでも一刻も早く返してください)
W杯予選を目前に控え、不安は募るばかりですが、なんとかまともな精神状態で載りきりたいですね。もちろん、それには日本代表が安定した強さを発揮する事が大事なわけですが。

仙台在住で鹿島サポとは何と微妙な・・・(笑) それはともかく、やはりジーコには手を汚させずにカリスマ、象徴、親善大使としてどっしり構えてもらうべきだったんですが。まったくジーコにしてもカピタンにしても、本人の能力の使いどころを間違っているとしか思えませんよね。いったい日本は、どこでどうおかしくなってしまったんでしょうか・・・はぁ。
昨日のカピタン発言について「ななし」さんから。

なんかあちこちで川淵の「中村を活かすために周りは協力するべき」という発言だけ話題になっていますが・・・
あれは例えで言っただけで「中村の特長はスルーパスなんかでそれを周りの選手も理解してそれを中村が発揮できるように協力するべき。で、それは他の選手も同様。それがジーコのサッカー」って感じで。
事実中村が川淵のお気に入りであったりとかこの意見に反対か賛成かは置いといて一部の発言を都合よく抜き出して騒ぎ立てるのはどうかと思います。それこそ電波ライターの手法であるわけで。
サポティスタなんかはトップページにタレコミ掲示板のタレコミのまんま載せちゃってますが……まぁあそこはフランス戦の中村のFKにも駄目だしするくらいのアンチ中村色やアンチ川淵色が強いのですが。
というわけで一人の中村ファンの意見でした。なんか川淵のせいで肩身が狭い……

いや、それは失礼しました。私もその映像自体は見てませんでしたから、ネットで情報を拾ってくるしか無かったもので。しかしカピタンのスルーパスを生かせってせりふも、現役サッカー人の言葉とは思えませんよね。ピルロをボランチの底で使ったアンチェロッティのミランを見ても、まず監督がチームとしてのコンセプトを決めて、それを実現するために現有戦力をどう生かすかを考えるのが当然なのに、協会長が個人名を出してまでチームの作り方に口を出すとは本末転倒にもほどがありますよね。しかし中村も自分がどれだけマネーのおもちゃと化してしまっているのか分かっているのでしょうか・・・中田までとは言いませんが、もう少し自己防衛に気を使って欲しいですよねえ。まあその隙だらけなところが熱狂的なファンとマスコミを誘蛾灯のように集めてしまうんでしょうが(苦笑)。