今日の戯言

いや~、しかし戸田は初先発でいきなり結果(笑)を出しちゃったし、ボローニャは順当に力負けしたし、高原も結局ノーゴールとファンには苦い週明けになっちゃいましたね。特に戸田は明らかに試合勘が戻っていない感じで、ポジショニングやマーキングに戸惑っているうちに失点してしまったような状態でした。でも選手が出場しない事には甘味も苦味も何も味わえないわけで、選手もファンも前向きに切り替えるしかないですね。
さて、イルハンも本当に神戸に来ちゃうようで今期は何かと動きが激しいJですが、サポーターにとってはいろいろ心労があるようで。まずは「しゃげ」さんより。

去年は横浜ウリノス(ウリ:アンジョンファンが入ったのでw)が金満パワーで補強して優勝をもぎ取ったという感想の人が結構いるみたいで。ウリノスが金に物を言わせて優勝しちゃったもんだから神戸も浦和も名古屋も凄いことになってますね。なんつーか、海外リーグなんかは金次第な雰囲気も漂ってて「~は~に何年間も負けてない」とか言われるとすごーく萎えます・・・。所詮貧乏チームが勝つのは無理なのか、と。結局お金なのか、と。
いずれはこうなるんだろうとは思ってましたけど、Jリーグもそういう時代に突入したのかな、と少し寂しいです。せめてリーグ内での外人との実力差をもう少し埋めてから金満時代になってほしいといいますか。プロスポーツに大金が絡むのは当然なことですが・・・。
生え抜きだけでやれとは言いませんけどねw自分でもよくわかんないけどそんなことを最近思いました。

そして「QPR」さんから。

ガンバサポの愚痴に付き合うわけではないですが、ヴィッセルファンも「ロバの耳」してもいいですか(笑)?
リバウド、バッジオ、藤田と打ち上げたわりには、ロジェル、レアンドロ、藤本、和波、西嶋と地味だなーとか言ってた頃はよかったのですが、ここ数日のヴィッセル関連のニュースに辟易として、こんなクラブのファン続ける意味あるかなと考え込んでしまう自分がいます。
ジャニーズ頼みのバレーボールの惨状を嘆いていたのに、わがチームが同じことをするとは…開幕戦に松浦亜弥、ヴィッセルガールに有名モデル起用とか、あまりにフットボールと関係ない客引き計画を構想しています。レプリカTシャツも開幕戦にはバラまくそうです。
アイドルやモノでつられるミーハー神戸市民と見抜かれ、そーゆー意図がないにしても馬鹿にされているとしか思えません。
また、イルハンの獲得は、客寄せ効果もありますが、まだフットボールの視点からみてもありだと思えますが、ヴェンゲルについては、ハシェックの手腕を全く見ないうちから、あの話が出る自体ありえないことです。(オフトやラニエリ、ケイロスなどとは状況が異なります)
所詮、ヴィッセルは三木谷氏の個人所有物みたいなもので、彼がいなければ、クラブは消滅していたのですから、貧乏ファンがあれこれ言っても仕方ないのかもしれません。
オリックスのイチロー在籍時と現在とを比べると、神戸におけるプロスポーツを取り巻く環境が酷いことには一言もなく、また、ヴィッセルの観客動員も1万人をようやく越える程度なので、フットボールファンの数も多くないでしょう。
取り込む先をスポーツファン以外に目を向けるのは仕方ないのかもしれません。また平日開催を、中高生が観戦しやすいように、30分繰上げたのも、その延長線上にあるのでしょう。
おそらく、クラブとファンの関係は変質していくのでしょう。コアなファンがサポートしなくても、三木谷ビッチのお金ですべてはなんとかなるのでしょう。「こーゆー時にこそ一層ファンのサポートが」などと言いますが、明らかに、三木谷氏の主導するビジネスプランからはフットボールファンの存在は無視されているとしか思えません。
所詮、クラブへの愛は片思いなのはわかってるのですが…

お二方に共通するのは、マネーパワーの蹂躙によって今までのクラブコミュニティが変質してしまう事に対する恐れですよね。確かに、私も一夜にしてオーナーと選手が丸ごと変わってしまったチェルシーのサポーターの心情はどうなんだろうと思ってしまったりしますが、クラブが一企業体である限り、その中にお金と人が流れて時と共にあり方が変遷していくのは避けられない事です。まあ、たとえバブルオーナーがいなくなってもクラブは残る(とはまだ言い切れないのがJの現状だったりするのですが(苦笑))わけですし、ファンは一喜一憂せずに長~い目でクラブを見守っていくしかありませんねえ。Jもまた20年経てば、ここに松本市民の愚痴が書かれるようになるのかもしれませんね(笑)。