イングランド プレミアリーグ アストンヴィラ-フルハム(3-0)

フルハムは稲本とジェトゥのCMFコンビにサハの1トップと怪我のボニセルに代わってハーリーが入っただけでサウザンプトン戦と同じ布陣。ヴィラはアンヘルとバッセルの2トップ。
試合はいきなりヴィラ、フルハム2回、ヴィラと決定的チャンスが訪れる激しい展開で始まるが、互いのGKのファインセーブなどで何とかノーゴール。その後も、互いの出足が良くて、中盤でボールを奪ってはゴール前まで行くと言う試合展開が続く。
それでも前節快勝したフルハムが、マルブランクを中心とした個人技とワンタッチでのパス回しでヴィラを追い詰めるのだが、ヴィラも最後のところで体を張って最後のチャンスを与えない。ヴィラはロングボールをバッセルが追いかける攻めばかりなのだが、これが徐々に効いてきてしまう。
25分を過ぎると、前節から中2日の影響が出てきたのか、フルハムの動きがぴたりと止まってしまい、30分からは完全にヴィラのペースに。相手の波状攻撃を何とかゴール前で防いでいたフルハムだったが、32分に右サイドが上がったところでボールが奪われ、そこからのクロスを中に飛び込んできたアンヘルに決められてしまう。そのままフルハムがアップアップのままで前半は終了。
後半になってフルハムは何とかネジを巻こうとするのだが、それも10分程度しか続かず、頼みのマルブランクは切れが無くてミスを連発し、クラークはほとんど姿が見えない状態で、ボールを奪われては危険な場面を作ると言う展開になってしまう。
そして22分に、右サイドでボールを奪われてアーリークロスを、どフリーで中央に走りこんだバッセルがやすやすと決めてヴィラが2点目。その後はさすがにペースが落ちたヴィラを押し込めるようになるが、41分に再びバッセルに決められて万事休す。
とにかく今日はフルハム全体の動きが悪かった。中盤を厚めにして個人技と展開で攻撃を組み立てるチームだけに、動きが悪くなると全てが崩壊してしまうのは、選手層の薄いフルハムの宿命だろう。出来の悪いアウェイ戦でも攻めて失点してしまうのは、やっぱりフルハムもプレミアのクラブだったかという印象。
稲本はいつも以上に動き出しレーダーのサーチ範囲が狭く、全体としての出来は決してよかったとは言えないが、タッチを出来るだけ少なく展開しようとする姿勢には好感が持てた。とにかく課題は安定した持続力である。満足してたら完全移籍は来ないと思って頑張って欲しい。

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