今日の戯言

鹿島から解雇された相馬と秋田ですが、相馬には川崎、秋田には3クラブからオファーがあるようで、少しほっとしましたね。ただ、「明確なビジョンのあるチーム」という条件では、はなから脱落しそうなチームがあったりしますが(笑)。
そして藤田にも来シーズンにも再びユトレヒトに戻る話があるみたいですね。昨日の戯言で「藤田に申し訳ないという気持ちがあるならと」書きましたが、この件についてはニッカンが書くほどクラブが悪者だとは思っていません。おそらくタダ同然で、藤田の希望を聞く形でクラブが移籍をさせてやったのは間違いないはずですから。
ただ、最初がどんな形であっても、現在の欧州組の状況を見れば、海外のクラブにおいて日本人が常時試合に出るという事がどれほど難しく、また価値のある事なのかをクラブは理解しているのかなとは思います。それは、単に選手のレベルアップだけではなくて、サポーターやクラブに愛される事で日本という国が認知され、カピタンや政治家が100回渡欧するよりはるかに太い将来のコネとパイプが作られるわけです。100年構想は国内だけの話じゃないんですよね。
さて、今日の深夜はいよいよワールドユース準々決勝ブラジル戦です。大熊監督もようやく平山を先発で使う決心をしたようですが、「3つしかない交代枠をうまく使う必要もある」って前の阿部に対するコメントもそうですが、まるでここを見ているかのごとき返答ですね(笑)。まあそれは冗談としても、ジーコはともかくとして(笑)、「評論家が書いている策はとっくに自分でも考えている」と岡ちゃんが言ったように、韓国戦の先発は大熊監督も当然考えていた結果の選択だったんでしょう・・・多分。とにかく悔いの残らないような試合をして欲しいものですね。