親善試合 ドイツ-フランス(3-0)

得点経過や展開については省略してコメントのみ。
結果だけで見ればフランスの圧勝ではあるが、両チームの能力差については点差ほどは無かったように思う。勝敗を分けた点は、とにかくドイツがフランスに先制点を許してしまった事が一番、そしてドイツの若手の経験不足である。
今までのフランスは、攻撃力は凄いがデサイーとブランのCBコンビのスピード不足という弱点があったのだが、彼らの代わりにテュラムとシルベストルが入り、ボランチにはマケレレとダクールというチェルシーとローマの守備を支える2人が入る事によって本当に穴が無くなって来ている。特にボランチの2人にバラックは完全に押さえられてしまった。CBの候補は彼らだけではなく、さらにメクセスやギャラスなどもいるのだから恐ろしい。あとはリザラズの後継が見つかれば後ろは完璧だろう。
その鉄壁のフランス相手に先に点を取られたドイツは、どうしても攻めないといけないために両SBが上がらざるを得ず、そこのスペースをアンリとトレゼゲにいいように使われ、若手のミスもからんでポンポンと点を取られてしまった。頼みのカーンもリーグでの出来そのままの覇気の無さで、1点目は厳しいけれども好調ならはじいていただろうし、2、3点目はこれがW杯の時と同じ人物かと思うほど反応が鈍く、せいぜい日本のGKレベルにしか見えなかった。
ただ、ドイツもノヴェトニーが復帰し、ヒンケルやクラニー(彼らはもちろんフランスのメクセスやシセもU-22だよ、山本さん(笑))など若くて良い素質を持った選手が出てきているので、今回はさすがにアンリやトレゼゲ、ジダンに位負けしてしまったが、あと3年も経験を積めば面白い存在になってくるのではないかと思った。
フランスについては、上に書いたように守備力は欧州最強なのは間違いない。ただ、今のフォーメーションではジダンやピレスがサイドの窮屈なスペースに押し込められてクリエイティビティという点では彼らの良さを生かしきれてないところもあり、先制されて相手に引きこもられた時にどうするかが課題になって来るかもしれない。まあそれも可能性の話ではあるが。

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