イタリアセリエA弟9節 レッジーナ-モデナ(1-1)

2日遅れの観戦という事もあるので得点経過については省略。
レッジーナは試合自体は悪くなかった。特に後半は最後の10分間を除けばほぼ相手を鳥かご状態に押し込めたのだが、ダッラクアがCKからのヘッドの場面以外は高い身長の割にヘディングで競り勝てずにあまり役に立たず、その分ディミケーレがゴール前への飛び出しでチャンスを作るもパスも紙一重で通らなかったりと運も無かったと言える。長いシーズンの中にはこういうめぐり合わせの時もあるので、チームも集中を切らさずに辛抱する事だろう。
この日の中村については、前半は3-4-1-2のトップ下、後半は3-5-2の3ボランチの左のポジションでプレイ。結果としてはCKからアシストを記録したとは言え、コンディションがまだ万全でないのかミドルパスの精度に珍しくぶれが多かったなという印象。ただガゼッタ紙の5は低すぎるが。
キック精度以外の部分では、ダッラクアが頼りにならないためにボールを前向きで受ける回数自体は少なかったが、以前に比べるとトップ下ではなるべく高い位置でプレイしようとする意図が見え、守備でも体を張る場面も多く、まだ競り合いという点に弱さはあるもののプロビンチアのチームの歯車として機能し始めてるのは良い点である。継続して努力して欲しい。