UEFAカップ1回戦第1戦 フェイエノールト-ケルンテン(2-1)

これまた聞いたことも無いオーストリアリーグのケルンテンをホームに迎えたフェイエノールト。小野はPSV戦と同じくトップ下の位置に入り、怪我のデノーイエルに代えてスノイエルを左SBに入れた。
ケルンテンはドニエプルに比べるとコンパクトでラインを比較的高く上げて来るチームで序盤は互角の展開。しかし徐々にフェイエが押し込んでケルンテンは守備的な戦いを余儀なくされる。
しかしフェイエの攻撃は相変わらずさっぱり機能しないそのもの。ウイングがパルドとブッフェルなのだが、両方とも突破タイプと言うよりは中とのコンビネーションで生きるタイプで、昨シーズンまでは小野のテンポの良いパスでボールを受けられたのだが、小野がトップ下に入ってしまったためにボランチのパス出しのタイミングが遅く、いくら動いてもボールが出てこないので結局はカイトに長いボールを当てるしか無くなって攻めあぐんでしまう。
小野もスピードが無いゆえにタイミングと精度の無いパスではボールを受けられず、かと言って高さも無いので前線のマークに封殺されて攻撃に絡む事が出来ない。小野が流れで下がったときは良いワンタッチパスが前線に出されていたので、もしこの位置でやるならボランチが小野を追い越す動きが欲しいのだがそれも無いのでどうしようもない。
後半19分にフェイエはファンペルシの右CKにカイトが足を投げ出して同点、そして32分にゴール前のワンタッチパスから右に抜け出したラゾビッチが折り返したところを走りこんだブッフェルが決めてやっとこさ勝ち越したのだが、相手の足が止まってからの逆転とは言え、60分過ぎに小野がいなくなってからの方が攻撃が良くなったのは皮肉である。
ウイングがボールを預けやすい左右に張ってのコネコネ突破ドリブラーだった昨シーズンは小野がボランチで、スペースに飛び出したり中とのコンビで崩したりするタイプの今シーズンは小野がトップ下ってのはどう考えても逆にしか思えない。いつまでフェイエの迷走は続くのだろうか。

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