今日の戯言

今日のナビスコ、浦和と鹿島、清水と磐田が勝ち抜いたみたいですね。去年と比較すると、ちょうどガンバが抜けて磐田が入っただけの面子ですね。しかしガンバもホームなのにほぼロスタイムに失点とは相変わらず勝負弱いですよね。
そして今週末開始予定のイタリアでは、なんかセリエB増枠問題で混乱しているようですね。フランコさんのコラムにその経緯が書かれていますが、それを読んでも何がなにやらさっぱり分かりません(笑)。それがイタリアなのかもしれませんが、とにかくこちらは無事開催してくれる事を願うばかりです。
イタリアと言えば、昨日のヒデメールにもスポ新の非常識について文句が書いてありましたが、インタビューでも「日本人記者が質問した瞬間に会見を打ち切った」とあるように、怒りは相当なもんですね。まあ嘘を売るのが今の日本のマスメディアなので、そんなに早く変わるのを期待するほうが間違いなんですけどね(笑)。
そのヒデメール中に、代表について「攻撃の時に“これだ”といえる形が無いように思う」と書いてあった事もちょっと注目です。個人的には「今ごろ気付いたのか」って感じですが(笑)。
つまり、ジーコは型にはまった攻撃は相手に見破られてしまうので意外性のある発想が必要だと説いているわけですよね。それに対してキエーボのような戦術的なチームは「たとえ読まれていても速く正確なら通用する」という考え方なんですよね。乱暴を承知で言えば、前者がブラジルサッカー、後者が現代サッカーのポリシーなわけで、両者の完全な融合は非常に難しいように思います。
では日本はどちらを取るべきなんでしょうか。私はそれは「サンドニ」がキーになると思っています。確かに、今までアルゼンチンやコンフェデでのフランス代表との試合はありましたが、どちらもまだ若手を入れたテスト布陣で最強クラスとはとても呼べないチームです。あの時のような、絶望で芯から底冷えするような強いチームとやった時にどこまでやれる可能性が見えるのか、その時にジーコと中田がどう判断するのか。10月中旬に欧州遠征予定だそうですが、是非ともベストメンバーの強豪国とやってほしいものですよね、何しろカピタン曰くジーコの威光とコネで簡単らしいですから(笑)。