今日の戯言

いや、今日は親戚の法事や飲み会が重なってサッカーどころではなかったので戦評などはまた明日と言う事ですみません。中田ラツィオに決定という報道もあったりしますが・・・
せめて「念仏の鉄」さんの意見を紹介させていただきます。

王監督事件への(「一介の名無し」さんのメールへの)コメントを拝読して、Jリーグ開幕当時のことを思いだしました。
ご承知の通り、最初の1,2年はバブル的人気で、サッカーをテーマにしたバラエティ番組もずいぶん多かったものです。
そして、その中では、「バラエティと呼ぶほうが相応しい珍プレーにほいほい出演する」という構図もあったように記憶しています。
今はすっかりメディア嫌い(選別する、というのが正確なのでしょうが)のヒデ中田も、96年ごろには、日清ラ王のCMで、前園の子分として、ずいぶんバカな演技をしていたものでした。
テレビ側の姿勢は当時も今も変わっていない、というよりも、野球や五輪や世界陸上などの中継姿勢を見れば、「スポーツ報道のバラエティ化」は、さらに進んでいると言えるでしょう。
サッカーにしても、例えばU-22代表の試合で根本が画面に映るたびに「美白のロベカル」のテロップがついてくるのは、正気の沙汰とは思えません。
Jリーグ開幕時から続いている唯一の週刊サッカー報道番組では、なぜかコメディアンがMCをしていますし。そう考えると、構図が変化しつつあるというより、悪化しているように私には思えます。
それでもサッカーが王監督のようなコケにされ方をせずに済んでいるのは…変な言い方ですが、コケにする、というのは、まず対象が「権威ある存在」でなければいけません。
そういう意味では、サッカー選手の権威というものが、テレビ屋さんたちに(そして世間に)まだ認識されていないのかも知れませんね。
権威といえばジーコか。
もしジーコが、前任者には及ばないまでも、もっと特徴のある、「キャラの立った」人物であれば、きっとテレビ屋さんたちは、こぞって彼をネタにしていることでしょう。
あとは、中田のように、テレビと付き合いが悪く、しかも権利意識が高くて、ちょっかいを出すと文句を言ってきそうな、そういうスター選手が増えてきたために、うかつに手を出せない、というのもテレビ屋さんたちの意識にはあると思います。
野球界の人たちは、なんだかんだ言っても、「いじられること」には寛大で、それも仕事のうち、という意識がありますから、テレビ屋さんたちも甘えているのでしょう。
だらだらした感想で恐縮です。

うーん、私は悪化しているのはテレビの中だけのような気がするんですけどねえ。
視聴率の柱であった時代劇と歌番組、そして巨人戦が凋落し、1人に1台のテレビ時代では昔のドリフや笑点のように誰もが知っている番組というのが存在しなくなっている。それでも視聴率は絶対だから安定している人気ドラマとバラエティに頼ってしまうといった、テレビの製作側と視聴者の価値観の乖離のひずみが出てるんじゃないかと思いますね。
つまりバラエティの視聴率が高いからスポーツもバラエティにしないとダメなんだという歪んだ論理がまかり通っているのが地上波の現実なんでしょう。しかし、今は誰しも夜になれば必ず地上波を見ているわけではなく、CSやネット、ビデオ映画など他の選択肢を選んでいる人は増えているのです。
年々小さくなるパイから取った一切れの数を競っているような現状はいつか崩壊すると思いますね。真実に勝るギミックは無いという真理に気付いてくれる事を願うばかりです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする