今日のツール

いつの間にかYahoo!にもトピックスが作られていたんですね。少しはツールもメジャーになってきたのかな? またモアンさんのコラムにもツールの話題が登場しています。
第4ステージのチームタイムトライアルは予想通りと言うか予想外と言うかUSポスタルが2位に30秒差をつける圧勝でしたね。そして2位がオンセ、3位は43秒遅れのビアンキと、昨日書いた予想通りの順当な結果となりました。
USPは何しろTTに強いアームストロングがいるし、今年はかなり練習を積んできたそうなので勝つのは当然のように見えるんですが、去年まではこのチームTTに勝った事が無かったんですよね。アクシデントもあったのですが、総合狙いのアームストロングをサポートするためにどうしても山で強い選手が多くなるので、平地で行われるTTではスピード不足の面が否めなかった面がこれまではあったのですが、今年これだけ強いというのはよほど各選手の調子がいいんでしょうね。結局USPはこの日アームストロングに1秒差でマイヨジョーヌを斬る事になった初めてのコロンビア人ペーニャを筆頭に、個人総合ランキングを8位まで独占してしまいました。
それとは対照的に、ジロを制してひょっとしたらアームストロングの最大のライバルではないかと見られているシモーニ擁するサエコは、セカンドリーダーとも言えるディルーカの体調不良が響いて実に3分も遅れてしまい、シモーニ自身にも相当大きなハンデが生じてしまいました。まあ山では何が起こるか分からないので断言は出来ませんが、今のところはビアンキのウルリッヒと早くも一騎打ちの様相を呈してきたと言えます。
今日の第5ステージは全体的には平坦ながらも細かい起伏があって、逃げがしやすくまた落車などのアクシデントが起こりやすいコースと言う事で、早くもリーダージャージチームとなったUSPがどういうレースコントロールを行うかが注目されるところです。