J2第17節 大宮-広島(1-1)

広島は4バックながら両サイドが高い位置にいてバックラインをボランチがカバーするといったツーロンから継続した小野戦術。対する大宮はバレーが1トップにいて、中盤とバックが4人で2ラインを作ってサイドを早く攻める現代的4バック戦術を駆使するチーム。
序盤から広島はパスを中盤で細かくつなぐいつものポゼッションサッカーを展開するものの、前線の動きがもう一つ鈍くてボールをなかなか中盤より先に進められない。逆にボールを奪われてからの大宮の鋭いカウンターにてこずってしまう。
案の定、17分に右サイドでボールを受けたバレーが広島の軽い守備をうまく体を入れ替えて突破、そのままドリブルで持ち込んでファーサイドに先制点を決めてしまう。当然広島は追いつくために攻め込み始めるが、大宮も8人でコンパクトに守る固い守備でなかなか決定機を作れない。
しかしこのままハーフタイムかと思われた前半43分に、上村のロングシュートが大宮DFに当たり、それが浮き球となって走りこんだ森崎和がダイレクトでボレー、これがゴールに突き刺さって広島は同点に追いつく。
後半になると両チームともに疲れてきて中盤が空きはじめ、前半は目立たなかった広島の両サイドが攻撃に絡んできていつ点を取ってもおかしくない時間帯が続く。が、それも長続きせずに大宮も広島のサイドが上がったスペースに右サイドの安藤が再三突破するのだがクロスに精度が無くてシュートできず、同点のままで試合終了。
広島は疲労のせいか好調時に比べるとチーム全体のモビリティが低くなり、スペースを作る動きが無いのでなかなかパス回しが前のほうで出来なくなってしまっている。果たして小野監督は怪我人やコンディショニングをどう修正してくるのか。
大宮はサイド攻撃が武器で、そこまでの組み立てまではうまく行ってるのだが肝心のクロスの精度が低くて点につながらないのが悩みか。昇格を狙うのならばサイドかトップ下にもう一枚の補強が必要になってきそうだ。

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