今日の戯言

まあまずは韓国戦に向けての代表メンバーに触れざるを得ないでしょう。話題のアテネ組が3人とも入ったのと、押し出されるようにして久保が落選しています。会見によれば先発のFWは鈴木と中山だそうですが、稲本もですがほとんど試合に出ていない選手を選ぶってのはどうなんですかね?
相変わらず間抜けなマスコミ様は誰も聞いていないのですが、この試合の位置付け、つまりコンフェデに向けての第一候補である海外組のコンディションと試合勘を取り戻すためと言うのであれば、別にこれでも構わないとは思いますが、ホームで勝つためだとしたら非常に疑問ですね。
アテネ組についても、FWも含めたプレスの連動を叩き込む必要があったトルシエ時代とは違い、FWに対する戦術的な役割はシンプルなはずですから、本当にこれからA代表として使っていくつもりでないと呼ぶ意味が無いように思いますね。そういう意味で呼ぶなら層の薄いSBじゃないかと思うのですが。うーむ・・・
話題は変わって、昨晩は0時から97-98シーズンのCL決勝、レアル対ユーベの試合を見ながら寝たのですが、レアルは今とサッカースタイルが全然違って普通のチームだし、ユーベは監督がリッピだという事を差し引いても戦い方がほとんど今と変わっていなくて、矛盾しているようですが5年という歳月の長さと短さを同時に感じましたね。
しかし、その当時は気付きませんでしたが、ジダンもユーベにいたころはトリッキーなフェイントもラボーナもほとんどしない普通の選手だったんですねえ。おそらくサーカスプレイを監督から禁じられていたんでしょうが、レベルは違えど何か小野の境遇と重なるものがあります。
その海外組についてですが、今日のマスコミにいくつか気になる話題が出てますね。
特に中田に対する監督の批判、これについては「パルマ発最新ニュース」の方が詳しく書いてありますが、正直「また悪い病気が出てるのか・・・」という感じです。
監督からは練習でのモチベーションが試合まで続かないと思われているようですが、これは逆だと思いますね。トルコ戦がそうだったのですが、チームがうまく行ってない時ほど中田は自分の判断で何とかしようとするプレイをしてしまう。戦術重視タイプの監督にしてみれば、うまく行ってないからこそ練習どおり戦術に忠実にやって欲しいと思うんでしょうがね。この問題を解決するには、ペルージャのような完全に中田を中心としたチームにするか、中田の考えが変わるか、もしくは戦術が中田の思考にたまたま合致する偶然しかないように思います。
もう一つ稲本のインタビューから。「強さとか、速さにも慣れてすごくいいシーズンだった」って・・・おいおい、未だに慣れてないからベンチに回されてるんだろうに(苦笑)。本当にそう思っているんだったら、かなりまずい状態ですよねえ。