CL準決勝1st Leg. ACミラン-インテル(0-0)

ミランはピッポとシェヴァの2TOPで最近のベストメンバー、それに対してインテルはコルドバ、マテラッツィ、カンナバーロの3バックとやや搦め手の手段に出てきた。2TOPはレコバとクレスポ。
インテルは予想通り守備的に、さらに3バックで中央を固め、それにプラスして少なくとも中盤の2、3人がミランの2TOPに対するボールを完全に遮断すると言う手段に出る。それに対してミランはブロッキ、カラーゼのサイドが外側からクロスで攻めるが、これをインテルがことごとく跳ね返す。
そして2度もレコバに決定的なチャンスがあったように、サネッティとエムレの切れ味の鋭いカウンターがミランを度々おびやかす。ミランはそれにペースを狂わされ、徐々にインテルに主導権が移り始めるといったミランにとってはじりじりした展開に。ルイコスタもボールは持てるのだが、2TOPが完全にマークされているので結果的に持ちすぎになって息の合わないパスを出さされてしまっている。FW以外の得点力が低いというミランの弱点を完全に見抜いたクーペルの対応が見事である。
前半はそのまま互いに単発的なチャンスを作るだけの、ある意味ダービーらしい展開のまま終了。
後半からはおそらくアンチェロッティからの指示があったのだろう、ルイコスタが積極的にミドルシュートを打ったりマルディーニが攻め上がりを見せるなど、ミランも何とか攻撃に変化を付けようと工夫し始める。後半20分からは少しだが中盤にスペースが出来始め、ミランがインテルゴール前までボールを持っていくシーンが増えてくる。しかし、チャンス一歩手前までは行くが決定力が無い。最後は互いに疲れきってぐだぐだで終了。
結果的にはインテルの守り勝ちに終わったという形だが、インテルの守りを打ち破る策が取れなかったミランもちょっと情けなかった試合だった。しかしイタリア的には第1戦はとにかく互いに負けない事が大事であり、そういう意味でどちらも最低限の満足は得られた試合だったのであろう。
インテルはおそらく第2戦も同じように守りを固めてくるはずで、今日なかなか有効な策が打てなかったミランが、アウェイという厳しい立場でどう対応してくるかに注目したい。

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