アテネ五輪予選壮行試合 日本-コスタリカ(1-1)

先日のウルグアイに比べると、コスタリカは組織立ってはいないけれどもモチベーションが高く、良い練習試合になったと言える。芝はひどかったけど。
前半の日本は、プレスの組織が良く出来上がっていて、石川を中心としたサイドを使うという意図もはっきりしていて組み立てという部分では良かったのだが、今年初戦と言うことで固さもあったのだろうが2トップとのコミュニケーションに欠け、クロスとの息が合わなかったりして効果は薄かったように思う。また、真ん中からの崩しという点でも、松井がドリブルから攻める形は目立ったのだが、やはり前線との息が合わずに崩してのシュートチャンスを作り出すことは出来なかった。
後半はリードされたコスタリカにかなり押されてしまったのだが、トルシエも言っていたように押されたときに慌てて攻め急ぎ始めて簡単に逆襲されるといった場面が多く、落ち着きはまだ足りない感じだ。そして、コスタリカがなかなか日本にクロスを上げさせなかったのと対照的に、結構簡単に相手にクロスを上げさせてしまったり、ラインを突破された後に当たりに行った時の守備の粘りの無さなど、A代表ともども1対1の守備能力という点で課題が残ったと言える。
しかし、阿部の芸術的なFKや石川、松井のドリブルのように、パスや組織が無くても点が取れるだけのタレントがいるのもこのチームの強みであり、前半に見られたようなコンビネーションの欠如が解消されていけば、攻撃力という点ではなかなか期待が持てそうである。

◎採点


  • 林 6 シュートへの反応や正確なスローはなかなか魅力的だが、クロスにかぶったりポジショニングに不安が残る。経験がまだまだ足りない。

  • 三田 6 まずまず無難な出来。もう少しフィードの精度が欲しい。

  • 青木 5.5 上がったときに非常に良い攻めを見せるのだが、いかんせん1対1の守備が・・・この位置で使うべき選手なのか?

  • 角田 6 ウルトラボーンヘッドをした選手とは思えないほどのふてぶてしさはある意味頼もしい(笑)。競り合いは強いが横の揺さぶりに課題。

  • 石川 6.5 前半は日本のダイナモだった。ドリブルで必ず勝てるのは素晴らしい。飛ばしすぎで後半には失速。

  • 森崎(兄) 6 シンプルなパスでリズムを作っていた点は良かったが、もう少し前とのからみに積極性が欲しい。

  • 阿部 7 FKは見事の一言。厳しいプレスをかいくぐってのパスも良く、すっかりこのチームの中心だ。

  • 根本 5.5 石川が目立っていただけにクロスに至るまでが遅く、なかなか上げれない場面が目に付いた。運動量はあるんだけど。

  • 松井 6.5 時折持ちすぎて自滅する場面はあるが、確実に前に進んでくれる。守備にも攻撃にも良くボールにからんでいた。

  • 大久保 5 セレッソでも結果が出てないせいか、独りだけ空回り。しかしこぼれ球への反応速度や闘志はこのチームには必要か。

  • 中山 4.5 1対1で完全に負けてポストの役目を果たせず。次は必ず結果を出す必要があるだろう。

  • 駒野 5.5 クロスの精度は石川より良いだけに、もう少し1対1で強さや強引さが欲しい。

  • 原 5.5 高さに負ける分、何とかボールを受けて裏に抜けようとしていたのだが・・・

  • 鈴木、田中、森崎(弟) 採点無し



スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする