ブンデスリーガ ボルシアMG-ハンブルガーSV(2-0)

HSVはバックライン2人が出場停止という苦しい布陣だが、ボルシアMGがあまり前からプレスをかけてこないので、いつもの2バック下がりっぱなしスカスカという状態にはならずになんとか守っている。
それでも前半はボルシアMGがカウンターからの押し上げの力が強くて、HSVのミスもからんでチャンスを量産するがもう一つ決定力に欠けて決められない。25分過ぎからはHSVもシンプルなタッチから攻撃も作れるようになるが、こちらも決められずに無得点のまま終了する。
後半の出だしはHSVが攻勢に出るが、そういう時ほど失点するもので、後半10分にCKからフリーでヘディングされ、いったんはGKピーケンハーゲンがはじいたのだがこぼれ球を押し込まれ失点。15分に高原が投入されるが、直後にゴール前の競り合いがボルシアMGフォルセルの前にちょうどこぼれてそのままGKが交わされて2失点目。HSVとしてはこれからと言う時に痛い失点だった。そこからは前がかりになる中盤とDFの間にスペースが出来て攻められまくってしまう。さらにHSVはマイヤーを投入して3バック3トップに。その後は攻めるHSVとカウンターのボルシアMGとお決まりの展開になり試合終了。
高原は出場直後に厳しい展開になった中ではポストプレイのミスは1回あったもののドリブル突破や素早い反転など危険な香りを感じさせてまずまず良かったように思う。カルドーソの存在感の無さやロメオの不調を考えると先発のチャンスもめぐってくるのではないだろうか。