ブレシア-レッジーナ(2-1)

ブレシアがホームらしく最初から押し捲る展開。ファールで止めるしかないレッジーナはセットプレイなどから再三ピンチを迎えてしまう。しかしレッジーナも引き気味の布陣ながらもコンパクトさを保ち、フランチェスキーニとイラネクの粘り強いマークと、不安定なGKベラルディの不思議なセービングで何とか0-0で前半を終了。
後半も試合のペースは変わらず、どう見ても先にバルガスの足が出てファールじゃないのだが、バッジョが倒されてPK。しかしレッジーナもその後は攻撃的に出て、ゴール前のこぼれ球をディミケーレが押し込んで同点。
その後も一進一退だったのだが、終了間際にバッジョのCKからコッツァのナイスアシストでブレシア勝ち越し。レッジーナは内容もなかなか良くて奮闘したのだが、惜しい試合を落としてしまった。残念だが、まあ妥当な結果ではあった。
中村は良いところもあり、悪いところもありと言う出来。今までに見られなかった、サイドがキープしてそこからゴール前に飛び込む動きは見られたのだが、やはり守備では人に当たりには行くものの、奪うまでの働きが出来ず、パススピードやキープなどにまだまだ軽さが見えてしまっていた。
次は最近好調なウディネーゼとホームでの戦い。残留争いを勝ち抜くためにも、ここで勝ち点3を是非とも取りたいところである。