今日の戯言

さっきまでスカパーの「小野伸二の挑戦」を見ていたのですが、菊地が練習に参加したときのレポートと、ジーコインタビューをやってました。菊地はあの感じだと、間違いなくフェイエと契約しそうですね。
ある方からメールをいただいたのですが、J-NETフットボールアスキーのケット・シーさんのコラムで、フラットライン守備と、「フラットになるな」とジーコの言うところのカバーリング守備について、にわかに議論されていますね。これについての私の見解としては、結局はいかにコンパクトにするかの方法論の違いだと思っています。今のサッカーでは、DFの前のスペースが最も危険なゾーンである事はジーコも分かっているはずです。
つまり、フラットラインタイプはボールの動きによって半ば機械的にライン操作をする事で、システムとしてコンパクトさを保ち、相手のFWにラインを意識させて飛び出しを防ぐメリットがある代わりに、2列目の飛び出しやラインの呼吸が揃わなかったときに大ピンチを招くデメリットがあり、カバーリングは比較的安全指向ではあるが、コンパクトさを保つにはまずDFがFWに対して1対1で勝つ自信と先手を取る読みが必要になるわけですね。「こいつは足が速いから、怖いのでちょっと間隔を空けたほうがいいかな」と思ったら、それはどうしても深くなるわけです。
良い例が中田がいた頃のペルージャですね。ホームだとガンガンラインを上げてFWへのくさびのパスを読んでカットしまくったりするけど、アウェイだと弱気になってズルズル下がってしまう。個人能力はもちろん、心理面でも左右される方法だと言えます。
まあ、フラットラインも最後までフラットになっているわけじゃないし、カバーリングも常にFWの後ろに位置しないといけないわけじゃないので、二元論で考えずに、チームとしてどういうバランスで守るのかが重要だと思っています。
ま、それは置いといて、今発売中のNumber
PLUSのプレミア特集で稲本のインタビューが載っていましたね。やはり以前のコラムでも危惧していたように、中田にとってのペトラーキのような「おせっかい焼き」はいないようですね・・・ まあ、人や環境のせいにしても仕方ないので、とにかく今は結果を出すべきですね。
ところで、次に高原が対戦するバイエルン・ミュンヘンがカップ戦で2部リーグトップの1FCケルンを8-0で葬り去ったそうです・・・ダイスラーも復帰したそうで、いろいろと楽しみですね・・・ははは。
あと、パルマ公式サイトでフレイが金曜日の練習後にチャットに登場するそうです。チャットの質問箱にメッセージをもう残せるそうなのでファンの人は是非どうぞ。