高校選手権 決勝 市立船橋-国見(1-0)

戦前の予想をくつがえし、市船が見事に優勝!おめでとう!
市船は意外にも守備的な方法で対策を立ててきた。つまり、あまりラインを上げずに平山をきっちりマークし、サイドは上がらずに松橋にスペースを使わせない。DFに非常な対人能力と集中力を要求される方法だが、最後まで集中を切らさずにやりきったのは見事だった。中5日の調整もうまくいったのか、運動量も国見に負けなかった。レッジーナも少しは見習え(笑)。
逆に国見は移動がこたえたのか、いつものコンディションでは無かったようだ。ドリブルのボールが足につかなかったりクロスの単純なミスが多く、国見らしいスピードのある攻撃がなかなか作れなかった。クロスを上げてもゴール前の人数が足りていないという、らしくない場面が多かったのは残念。とは言え、相手の見事なミドルシュート以外にはほぼノーチャンスに抑えていただけに、悔いが残る敗戦だっただろう。しかし、これがサッカーである。良い試合だった。